マイナンバーの制度が始まりましたが、このことによって今行政サービス全般の質が高くなることが期待されます。何しろこのマイナンバーという制度は書類管理をデジタルデータ管理に変更するものですから、これまでの管理方法を全く変えてしまうものです。例えば、引っ越しの手続きをするようなときで、この制度がしっかりと出来れば、ネット端末一つあれば、いつでもどこでも手続きは出来ます。それが土日でも祝日でもです。

デジタルデータ管理となると、平日、祝日という概念はありません。今のネットがそうであるように24時間いつでもデータは同じようにアクセスすることが出来るのです。検索も簡単であっという間に自分のデータは出てきますから、それについて、変わったところだけを直せばしまいです。これまでのように自分の名前や電話番号などを書いた申込用紙を書く必要もありません。

ですから、このマイナンバー制度が実際に機能しだすと、そのサービスの質は格段にいいものになります。これまでのようなお役所仕事といわれるようなサービスの質を問われるようなことはなくなるかもしれません。基本的にマイナンバー制度というのは、この役所の仕事のほとんどがなくなるものともいえるのです。これは経済的にも大きな意味を持ちます。

役所に行かなくてもよくなるわけですから、この時間は経済活動に使うことが出来るわけで、これは大きな経済効果をもたらすことにもなるでしょう。