これから社食サービスを導入したいと考えているのであれば、導入した後に失敗したり後悔したりすることのないように、事前に注意点について把握しておく必要があります。その1つに挙げられる事は、メニューの種類をしっかりと確認しておくことです。社食サービスが導入されれば、多くの従業員が、ほぼ毎日のように利用することになるでしょう。このようなことからメニューの種類は非常に重要な項目の1つとなります。

どんなにおいしい食事が食べられるとしても、あまりにもメニューの数が少ないようであればすぐに飽きてしまいます。結局は外食に戻ってしまうケースも考えられるでしょう。従業員の中には好き嫌いが多い人やアレルギーがある人もいるため、事前にアレルギー対策についてや、一人ひとりの好みに合わせてメニューをカスタマイズできるのかなどを確認しておくことが求められます。そして設置スペースが確保できるかをしっかりと確認します。

導入する社食サービスにより異なりますが、場合によっては専用の冷蔵庫や冷凍庫などを設置しなければならないこともあります。事業の規模に合わせ、必要な大きさの冷蔵庫などを選べるかどうかを確認します。冷蔵庫を使用するとなると、当然のことながらコンセントを使わなければなりません。コンセントの配置までしっかり確認しておきましょう。

最後に提供スタイルを確認することです。提供スタイルには様々なものがあり、配達員がお弁当を届けるものやビュッフェスタイル、冷蔵庫から自分で取り出すものなど様々です。どのスタイルを選ぶのかにより、必要なスペースも大きく異なります。